2026年4月19日のDeNA対広島戦は、ベイスターズが2-0で勝利。派手な大量得点ではありませんでしたが、見ていて非常に気持ちのいい勝ち方でした。先発の石田裕太郎投手が6回無失点で試合をしっかり作り、打線は少ないチャンスを逃さず2点を奪う。そして終盤は伊勢大夢投手、レイノルズ投手、山﨑康晃投手がつないで完封リレー。こういう試合を落とさずに取れるかどうかは、長いシーズンの中で本当に大きいです。マツダスタジアムでカード3連勝、しかも今季広島戦はこれで5戦5勝。数字以上に、内容の良さが光る一戦だったと思います。
石田裕太郎が試合を落ち着かせた6回無失点
まずは何より石田裕太郎投手です。6回84球、被安打5、与四球1、奪三振4で無失点。。初回はいきなり先頭打者に出塁を許し、さらに小園選手にもつながれて一、二塁。そこでモンテロ選手を三併打に打ち取って、立ち上がりを最小限どころか理想的に切り抜けました。あそこで失点していたら、今日の試合はかなり違う空気になっていたはずです。序盤のあの守りが、この日の土台でした。
その後も石田投手は、走者を背負っても慌てずに淡々とアウトを積み重ねました。5回裏は勝田選手にヒットと盗塁を許しながらも、床田投手をレフトフライ、持丸選手をライトフライに打ち取り無失点。さらに6回裏は平川選手のヒット、モンテロ選手への四球で二死一、二塁となりましたが、最後は秋山選手をセンターフライに抑えました。いわゆる「圧倒」というより、「試合を壊さない」「嫌な流れを渡さない」投球でした。
さらに望むとすればもう少し長いイニング行ければというところですね。どうにも3回り目位で捕まるシーンが見受けられます。エースとなるためには無失点の限りは続投できるのが望ましいです。
少ないチャンスをものにした2点の重み
打線は7安打で2得点。数字だけ見れば決して爆発ではありませんが、今日の2点はどちらも非常に意味のある点でした。3回表、先頭の勝又温史選手がライトオーバーの二塁打で出塁し、石田投手がきっちり送りバント。そこから牧秀悟選手が死球でつなぎ、一死一、三塁でヒュンメル選手がセンターへ犠牲フライ。まずは先に1点を取る。この試合展開では、その1点の価値がかなり大きかったです。
追加点が入った6回表も、実にいい攻撃でした。ヒュンメル選手のヒット、佐野恵太選手のライト前ヒットで無死一、三塁。ここで宮﨑敏郎選手のショートゴロ併殺打の間に1点が入り、2-0。打点こそつきませんでしたが、こういう「もう1点」を確実に取れるのは大きいです。大量点のような華やかさはなくても、床田投手のような好投手相手には、この1点が試合をかなり楽にします。2点しか取っていないのに、試合の主導権を握っている感覚があったのは、先発の出来とこの追加点がしっかりかみ合っていたからでしょう。
個人的には、今日は勝又選手の2安打がかなり印象に残りました。3回の長打だけでなく、5回にもヒットを放って再び得点圏の形を作っていますし、下位打線から試合を動かせたのは大きかったです。投手でプロ入りして野手転向、そして育成から這い上がった苦労人。今年ブレークしてほしいですね。
最後はちょっと怖いが完封リレー
7回からの継投も落ち着いていました。伊勢投手は1回を2安打無失点。二死一、二塁までいきましたが、最後は平川選手をレフトフライに打ち取って切り抜けます。こういう場面で1点もやらずに帰ってこられるのは、やはり頼もしいです。そして8回のレイノルズ投手が見事でした。大盛選手、小園選手、モンテロ選手を相手に1回無安打無失点、2奪三振。クリーンアップ周辺をきっちり抑えて、9回の山﨑投手につなげた流れはとてもよかったです。
最後は山﨑康晃投手が締めて5セーブ目。先頭の秋山選手にヒットは許しましたが、後続をしっかり打ち取り無失点で試合終了です。途中かなり粘られてちょっと怖かったですが、粘り負けしませんでした。

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